川の働き:山形大学 地域教育文化学部 生活総合学科 生活環境科学コース 川辺研究室

Oshikirigawa River

おし  きり   がわ
押 切 川
 
 
について


 押切川は,山形盆地を流れる河川で,東側の奥羽山地から流れ出て,最上川支流の乱川に流れ込む全長約20kmたらずの短い河川ですが(第1図),上流から下流までの河川の特徴を備えた立派な河川です.押切川は,上流から下流まで,全て天童市内を流れています.



第1図 山形盆地中央部の地形の概略 (国土地理院発行数値地図50mメッシュより作成)

 乱川へ流入する押切川は,河道の形や堆積物の特徴,河床勾配(第2図,第3図)などから,以下のように上流部,中流部,下流部に分けることができます.



第2図 押切川の乱川との合流点から標高480m地点までの縦断形



第3図 押切川の乱川との合流点から標高480m地点までの河床勾配

 下流部の約2kmの区間では,河川の下流部の特徴を備えていて,ゆるく蛇行した河道をもち,流れが穏やかなために,河道部まで草が茂っています.乱川との合流点から上流約2km〜約8kmの中流部の区間では,中流部の特徴を備えていて,礫が堆積してできた中洲や横洲がよく発達し,増水時ごとに州が成長しています.上流部では,大きな石がごろごろと河床に転がっていたり,場所によっては直接岩盤が河床に露出していたりします.

      
第4図 乱川との合流部の押切川
(天童市今町)
第5図 中流部の押切川
(天童市原崎)
第6図 上流部の押切川
(天童市山口)


押切川の下流から中流までのようすを見る

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Last Update: Augst 30, 2000
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